三鷹ルーテル教会で発表したもの

歴史概観

ハンガリーは西暦1000年、István(イシュトヴァーン)一世の即位でキリスト教の王国になった。そのときからハンガリーの主要な宗教はカトリック風のキリスト教である。20世紀の共産制度までそれに衰退が一回だけあった。それはルーテルに始められた宗教改革のおかげであった。

ルーテルは1517年ドイツのWittenberg(ウィッテンベルグ)で公表された95ヶ条の論題がその時代の信仰生活をだいぶ変化させた。そのたぶん最大な改善は聖書の翻訳であったといえるであろう。ハンガリーにはルーテルの95ヶ条後20年しかたったと、1541年聖書全体の翻訳が出版された。改革が進むと、1560年代はハンガリーのルーテル教会が始まり、evangélikus(エヴァンゲーリクシュ)という。ハンガリーの宗教生活は20世紀まで盛んになってきた。

しかし、20世紀の共産主義や極右独裁制で信者は過酷に迫害され、信者の陣数は非常に少なくなってきた。だが、迫害の中でも、ハンガリーの教会が生き続けた。

ハンガリーのルーテル教会の活動

1989年の体制転換とともに教会の状態も変化し、活動の中心と、以前数十年の役圧の被害をなくし、教会の復興がされてきた。教会立幼稚園や学校が増え、今日もハンガリーの一番いい高等学校はルーテル教会のである。その上、社会補助のため多数の孤児院や老人ホームを作ってきた。教会に普通週一回、二回行われている教会学校ですべての年齢の人たちと一緒に福音を話し合ったり、堅信礼のための勉強をしたりする。

ハンガリーのルーテル教会は、できるだけ多くの人に福音で教えられた主の恵みを伝えるため、テレビやラジオ番組の上、人気のある週刊新聞も出す。このような出演などでも、伝統的な価値観を広げる目的がある。それは:愛情、結婚、家族、福音である。

子供や若者に主イエスの教えを伝えるために、多くのイベント、たとえば子供や

ティーンズキャンプ、家族イベントなどが行われている。ほかのキリスト教教会と一緒に音楽や遊楽の使用でキリスト教をまた人気のあることに戻すための祭りがあるけれども、日本のバザーはあまり普及されていない。一緒にお祈りするための「静日」も大切なことである。

その上、ハンガリーのルーテル教会は、100年以上国際布教活動もする。

信仰生活

ハンガリーのルーテル教会では、家族が中心とされている。家族と一緒に祈ったり、聖書を読んだりすることが珍しくない。祝日は、よく教会のほかの人たちと一緒に食事をしたり、主に感謝の歌を歌ったりすることもある。若い信者は、友達と主教のことについて話をし、友達を教会に連れて行くなどで、信徒が増えてきている。ほとんどの若者は主教を嫌がるので、友達のほかにこんな影響を与えられることがないのであろう。信者の中では、年をとった人々の割合は高いから、これは特に重要なことである。