御嶽駅から惣岳山超えて岩茸石山を往復するのは定番のトレーニングルート。往復で3時間ちょいで始発で行くなら午前中に家に帰れる半日の計画。一方で電車の方も同じぐらいの時間がかかってちょっともったいないの気持ちにもなる。それと、大型遠征が近づくとトレーニングで動きたい時間も長くなるから3時間じゃ足りない。新穂高から西穂か槍行く手はあるが、金銭的に東京周辺がありがたい。時間的に雲取山も選択肢に入るが、そこはあまりにもルートがおもしろくなくて毎週のようには行きたくない。岩茸石山のルートでずっと気になってた「関東ふれあいの道」を調べたらひらめいた。

最終的に石が示している百軒茶屋じゃなく、白谷沢の渓谷を経て名栗湖の方に下るようにした。このルートだといろんな種類の森を通ってほぼずっと尾根道を歩いて、時々岩を超えることもあるから退屈することはない。距離は16キロで長すぎることも短すぎることもなく、5時間程度で1500mほどの標高差を稼ぐことができる。

さらにいうと棒ノ嶺まではほとんど人と会うこともなく、一人で静かに自然を堪能できる。棒ノ折山からの下りも時間がまだ午前中で人がそんなに多くないので、白谷沢の岩場で行列で待たされることもない。

名栗湖にたどり着いたら汗と泥を流す温泉もあるのでありがたい。このルートを逆方向で行く選択肢もあるけど、名栗湖のアクセスの都合で出発が遅くそして御岳には温泉がないということで、御岳発がおすすめ。