もともと「変進」って言葉自体、今変化と進化を混ぜて考え出したものだし。何の話かというと、氷菓で折木が読んでた坂口安吾の堕落論を読み始めたがきっかけ。読み始めたが、苦労する。

なぜなら、50年前の日本語って超読みにくいでございます。「大君のへにこそ死なめかへりみはせじ」とかでてきたりして読んでも読んでも分からない。

日本語学校の頃一回脱亜論を読もうとした記憶があるが、まあそれは明治だしわかんなくてもびっくりはしないけど、堕落論は1946年だよ!わずか65年前なのに辞書ひかずに半分ぐらいしかわからないって何だよ。

親父もう小学生だった頃なのに読むに苦労する。それに比べてシェークスピア(16世紀)とかカント(18世紀)を原書で読んでもわかる。 頑張らなきゃね。