1月の頭にすでに一回武尊山行ったことあるが、その時は雪山登山の予定が吹雪に阻止された。コロナで自宅待機するのも飽きて車借りてもう一回挑戦しに行ってきた。結果から発表すると、今回は無事山頂に立てた。

今回は車で行って、スキー場と反対側の方から登る計画をたてた。朝8時に出発できるように行って計画通り登り始めることができた。雨の気配がぷんぷんしてて暖かく湿った感じだった。森はもう完全に春の新葉の激緑だった。

さすがに5月の下旬ということもあって雪は期待してなかった。だから尾根に出たところで目の前に去年の会津駒ヶ岳から馴染みの残雪時期の雪坂が広がったのは正直びっくりした。

溶けかけて不安定でも深い雪の上に行く道見つけるのも一苦労で歩くのも楽じゃなかった。その朝から先に行ってる人が一人いたようでその足跡をずっと探しながら進んだ。それでも何箇所か、これは絶対通るところじゃないよね、みたいなところもあった。夏道は所々現れたが、すぐまた雪に隠れてあまり山行にならず地図と足跡しか頼りなかった。雪は極めてゆるかったからアイゼンの必要はまったくなかった。

雪原を乗り越えるとそこはまた険しい鎖場になったが、これも登り口探す必要があった。雪の上とはいえ寒くはなかったので足跡もほとんど消えていった。一方岩場乗り越えたらそこからは雪がほとんど泥に変わって道もわかりやすくなった。

残念ながら山頂は雲に囲まれて景色見ることが叶わなかった。その分下り道でまた若葉の森の戻りにたっぷり癒やされたから構わないけど。

駐車場からすぐのはずの裏見の滝(名前不吉さ100点)見に行こうと思ったが土砂崩れのためすべてのルートが閉鎖されて見れなかった。去年の19号に続き山でやっぱ被害多いね…